12.見沼の谷戸、尾島家の佇まい


見沼田圃は、リアス式海岸のようなギザギザの舌状台地に囲まれている。奥まった入り江は「谷戸」と呼ばれ、見沼区御蔵の尾島家もこの谷戸にある。
谷戸の雑木の芽吹きを皮切りに陽だまりに花々が咲き乱れ、辺りの緑が濃くなれば下の畑でブルーベリーが可憐な実を付ける。営農で育む二次的自然が季節を鮮やかに映し出し、当地域の原風景を残してくれている。

※位置はおおよそです。また、線上、面上に広がりのある景観については、そのうちの任意の場所となります。