26.農村の原風景、水塚の家


この水塚(みづか)の家は一九二六年(昭和元年)築。ちょうど、この辺りの荒川が直線化された年に建てられた。その前は旧荒川左岸の氾濫原(堤外地)にあったが、現在は荒川右岸堤内地となっている。
辺りには同様の家が数軒あるが、未だに荒川堤外地に居住しているお宅もある。自然の脅威と折り合いながら逞しく生きてきた人々の歴史が伝わる。

※位置はおおよそです。また、線上、面上に広がりのある景観については、そのうちの任意の場所となります。