33.今を映す中山道浦和宿の町家


南北に走る中山道沿いの沿道は、高容積率の商業地域に指定されており、「文教都市・浦和」の宣伝文句のもとに、高層分譲マンションの建設が進んだ。宿場町特有の短冊形敷地に建つ東西に長い壁状の建物は、従来の町家のみならず北側のマンションの日照も奪い、ドミノマンションと呼ばれて、わが国の都市計画の欠陥を示す好例として全国的に知られるところとなった。

※位置はおおよそです。また、線上、面上に広がりのある景観については、そのうちの任意の場所となります。