17.太公望の天国、びん沼川


びん沼川は荒川の旧河道、そのまた元は入間川の流れであった。一九二六年(昭和元年)の荒川直線化事業で、現状のようになった。今は蛇行する川に沿って釣り人やパラソルが並ぶ。春には桜並木が美しい。周辺には河畔林もあり、猛禽類や河鵜等を見かける。
びん沼川は放水路と調節池機能を有しており、美しく豊かな自然と災害対策が日常的に理解できる風景でもある。

※位置はおおよそです。また、線上、面上に広がりのある景観については、そのうちの任意の場所となります。