79.盆栽四季の道


盆栽愛好家のメッカ、盆栽町のコミュニティ道路。コンクリートパネルを大胆に使った参道風のデザインで、春は緑、秋は紅葉と、名前通り四季の彩りが豊かな通りだ。
普段はあまり人通りもない道だが、五月の連休に行われる「大盆栽まつり」のときには、盆栽や植木の露店が並ぶ。

※位置はおおよそです。また、線状、面状上に広がりのある景観については、そのうちの任意の場所となります。

80.中山道焼米坂から


江戸から中山道を行く旅人が荒川を渡り、はじめて大宮台地に上がる坂道。道はやがて浦和宿に入る。振り返れば遠く蕨宿の街並みや荒川の流れが望まれたのではないか。
今、坂上からは低地部に林立するマンション群を見るだけだが、坂の辺りや国道を挟んだ萬蔵寺や熊野神社辺りには曲がりくねった旧道らしい面影が残る。

※位置はおおよそです。また、線状、面状上に広がりのある景観については、そのうちの任意の場所となります。

81.鎌倉街道と三貫清水


さいたま市は、大宮台地に支谷が入り組んでいて、台地の縁には湧水も多い。北区奈良町、鴨川沿いの台地上の雑木林の中を鎌倉街道が通り、台地の足元からは「三貫清水」が湧き出し、豊かな水と緑の風景を形成している。
この清水でたてた茶に、太田道潅が三貫文の褒美を与えたと伝わる。「三貫清水を守る会」の人たちが落ち葉掃きをしている。

※位置はおおよそです。また、線状、面状上に広がりのある景観については、そのうちの任意の場所となります。

82.坂の上からパインズホテル遠望


浦和は大宮台地の南端に位置し、入り組んだ支谷が変化に富んだ風景を見せる。市街化の進展は土地の起伏を曖昧にしたが、今でも多くの坂道が台地の縁を感じさせる。
太田窪の住宅地の中、藤右衛門川に下る小さな坂の向こうには、中山道沿いの再開発、ロイヤルパインズホテルのタワーが遠望される。坂の上はちょっとした眺望の宝庫である。

※位置はおおよそです。また、線状、面状上に広がりのある景観については、そのうちの任意の場所となります。

83.自衛隊通りの坂から望む秩父連山


大宮の中心市街地から西へ、自衛隊通りの坂にかかると、前が開けて遠くに秩父連山が望める。冬の晴れた寒い日には、山肌のひとつひとつまでがくっきりと見える。
鴨川の低地に下る坂だが、ちょっと坂を下りれば山は全く見えなくなる。風景にとって坂の効果は絶大だ。

※位置はおおよそです。また、線状、面状上に広がりのある景観については、そのうちの任意の場所となります。

84.大宮南銀座の賑わい


大宮駅東口の南側に展開する通称「なんぎん」は、埼玉県下有数の歓楽街。駅前広場から南に延びる「南銀座通り」と旧中山道に挟まれた一帯に、飲食店やカラオケ・パチンコ店などがひしめき合う。
奥まった路地の中にはいかがわしい飲食店も多く、決しておしゃれでスマートな雰囲気とは言えないが、大宮というまちの活気の一翼を担っていることは間違いがない。

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85.北与野の新しい散歩名所


JR埼京線北与野駅とさいたま新都心ケヤキ広場を空中でつなぐ歩行者回廊。
朝夕は通勤者で賑わい、昼間は散歩道としても利用される。そこには新しく息づきはじめた現代都市の生活風景がある。新都心側を向くと、足元の広場にケヤキが整然とならび、そこから空をつらぬく超高層ビル群が立ち上がる。

※位置はおおよそです。また、線状、面状上に広がりのある景観については、そのうちの任意の場所となります。